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![]() ![]() 「乱世編」/角文7−P243 俊寛の鹿ヶ谷の山荘に集まったメンバーのひとり。平氏打倒を企む。上皇が出席したおり、藤原成親より紹介される。 <左近介(さこんのすけ)> 「異形編」/角文3−P178 この編で火の鳥と交感する、いわば主人公。八儀家正の娘であったが、男として育てられた。父の育て方は、常軌を逸したものであった。雷雨の中、可平をともない、蓬莱寺に来る。八百比丘尼を斬って父を病死させ、自分が女に戻るためである。八百比丘尼を斬ったあと、山を下りようとするが、どうしても下りることが出来ない。近在の村人たちが治療を受けようとやって来た時、八百比丘尼の姿になり、光る羽で施療する。数日後、琵琶湖の岸に応仁2年の銘が入った旗指物が流れ着く。左近介が生まれる30年前のものであった。次第に左近介のもとへ妖怪や魑魅魍魎といった人間以外の存在も訪れ始めた。10年後、蓬莱寺を訪れた百姓に領主(父)の様子を聞くと、左近介という名の子が生まれたことを告げられる。この時、自分が八百比丘尼その人になっていることを知る。 <座頭市(ざとういち)> 「黎明編」/角文1−P267 高天原族の侵攻に備える、ヤマタイ国の武人たちの中に、登場する。 <サリー> 「望郷編」/角文6−P275 暴走族のメンバーのひとり。ガラガラ蛇のサリー。3年前、密入国したため手配され、まともに学校へも行っていない。リーダーのフォックスとともにロミとコムを湖のある場所まで案内する。 <猿田(さるた)> 「黎明編」/角文1−P34 猿田彦(さるたひこ)。ヒミコに仕えるヤマタイ国の防人(戦士)。ヒミコから火の鳥の生き血を手に入れるように命ぜられ、クマソ国のナギの村を襲撃し、ほぼ全滅させる。ナギをヤマタイ国に連れ帰り、弓の修業をさせる。その後、ナギのヒミコ暗殺未遂の責任をとらされ、処刑される。この時、トレードマークのデカ鼻になった。ナギたちによって助け出される。マツロ国をめざす途中、ニニギたち(高天原族)にとらえられたが、ウズメにより一命をとりとめる。ナギとともに高天原族のもとを逃げ出し、ヤマタイ国に戻り、高天原族と戦う。 「未来編」/角文2−P34 猿田博士。160才の高齢。人類がすべて地下で暮らしていた時代、世を捨て、地上の研究所でひとり、50年間、人造生物の研究を続ける。かつては星から星へ遍歴し、あらゆる型の宇宙生命について膨大な研究をした。醜い姿のゆえ、女性から愛されることがなく、多くの女性型ロボットを作っていた。それら女性型ロボットは、メガロポリス・ヤマトの中央本部からのレンジャー部隊を倒すため、自爆して果てた。研究の完成のため、山之辺マサトにタマミ(ムーピー)を譲ってくれるよう申し出る。放射能によって、息絶える。 「異形編」/角文3−P200 左近介の父・八儀家正(やぎいえまさ)。門つけ坊主から一城の主人にまでかけ昇った戦国の武将。今までに数千人を殺してきた。自分一己のエゴイズムから姫であった左近介を男として育てていた。鼻の病を患い、侍医からあと2、3年の命と診断される。そこで八百比丘尼を呼び、鼻の治療を命ずる。八百比丘尼は侍医と同様の診断をくだす。その時、左近介は八百比丘尼に初めて会う。両者が瓜二つであることに八儀家正は驚く。 「宇宙編」/角文9−P06 猿田。2577 年、オリオン座ペテルギウス付近で宇宙船の事故により、本船を捨て、個人用カプセルに乗る。密かにナナに心を寄せていたが、大きな鼻を気にして、あきらめていた。牧村から自分は不老不死の身体になっていて、年々若返るのだ、という話を聞かされていた。脱出後、流刑惑星に不時着する。ナナのカプセルも牧村用カプセルも同じ惑星に降りた。その惑星でフレミルの住民(実は火の鳥)と出会う。彼女からかつて牧村が犯した罪について聞かされる。ナナと会い、好きだということを打ち明け、牧村を置いて一緒に地球へ戻るよう説得するが、断られる。赤ん坊の牧村を殺してしまう。そのため罰として醜い顔と子々孫々まで満たされない永久の旅をする人生を課せられる。 「生命編」/角文9−P175 猿田。アンデス・クローン研究所の所長のもとで助手として働いている。5年前に失恋したため、この研究所へ来て、ペルーに帰化した。青居部長たちが人間のクローンを手に入れたがっているのを知り、青居部長ひとりを案内し、"鳥"に会わせる。条件は自分のクローンを作ってもらい、日本に残してきた失恋の相手・鹿内亮子とそのクローンを結婚させることだったが、"鳥"から与えられた試練の途上で事故死する。 「太陽編」/角文10−P173 おやじさん。シャドーのリーダー。スグルたちを使って、"光"教総本山の大金庫に保管されている"火の鳥"を盗み出そうとしている。火の鳥のことについてスグルに超小型のサウンドカセットで説明する。表向き、否定はしているが、大友(おおとも)は"おやじさん"の甥である。"光"教を撃滅すると、ら"不滅教"という宗教を起こし、教祖におさまる。 <猿田(さるた)博士> 「未来編」/角文2−P34 猿田(さるた)を見よ。 <猿田彦(さるたひこ)> 「黎明編」/角文1−P34 猿田(さるた)を見よ。 <三なすび> 「乱世編」/角文8−P15 奥州藤原氏のもとで、弁太に付けられた家来のひとり。弁太に従い、都へ攻め上る。屋島の合戦を控え、源義経(牛若)に嵐の中の進軍を命じられる。あやまって崖から転落し、死亡する。 ![]()
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