火の鳥キャラ事典>「み」       /ヨシミツ <帝(みかど)>
 「鳳凰編」/角文4−P197  智識寺の本尊を拝しているうちに、大仏の造立を思いつく。この国家事業によって不安な世相を立て直そうと考えた。橘諸兄にそのことを告げ、吉備真備に担当させるつもりであることを言うと、橘諸兄は強く反対する。

<源太郎聖悠紀作画具留夫(みなもとのたろうひじりのゆうきさくがぐるぷ)>
 「乱世編」/角文7−P116  自ら桓武天皇の子孫と名乗る。五條の橋の上に盗賊(実は弁太)が出るという噂を聞き、退治しようとやって来る。しかし、簡単に倒される。

<源義経(みなもとのよしつね)>
 「乱世編」/角文8−P08  牛若(うしわか)を見よ。

<源義仲(みなもとのよしなか)>
 「乱世編」/角文8−P64  木曽冠者義仲(きそのかんじゃよしなか)を見よ。

<源頼朝(みなもとのよりとも)>
 「乱世編」/角文8−P74  源氏嫡男。平氏打倒の若きリーダーとして挙兵。富士川の合戦で大勝利をおさめる。源義経(牛若)が一の谷で勝利をおさめると、いったん鎌倉へ戻るよう命ずる。その後壇の浦の合戦で、義経が平氏を滅亡させると、義経が火焔鳥を手に入れ、不老不死となり、自分にかわって源氏の棟梁となるかもしれないという心配をいだく。刺客を送り、義経を亡きものにしようとする。また、義経の処遇をめぐって上皇とも対立をする。結局、上皇には義経に対する追放処分を出さる。今度は奥州藤原氏に圧力をかけ、義経を攻めさせる。

<三船敏郎(みふねとしろう)>
 「ヤマト編」/角文3−P23  クマソ王・川上タケルと執事・長島との、CMについてのやりとりのところで登場する。

<明雲(みょううん)>
 「乱世編」/角文7−P62  天台座主法印明雲。南都北嶺の僧徒の人望を一身に集める高僧。詩人・画家・評論家・哲学者など多彩な才能を持つ。弁太を主人公に平家一門が滅びる物語を構想している。物語では弁太は武蔵坊弁慶となる。ある日『鳥獣戯画』を描き、鳥羽僧正覚猷に譲り、覚猷の作とさせる。俊寛から平氏打倒に加わるよう要請されるが、断る。決起の日時が決まり、再び訪れて来た俊寛に対し、その企てが失敗すること、その理由は民衆の支持のない特権階級の者たちだけの行動であるからだ、ということを話す。挙兵の当日未明、比叡山の僧兵を都へ向かわせることによって俊寛たちの企みをつぶす。平氏が都落ちをした時、おぶうに対してもはや平氏への義理立てが無用であることを説き、逃げるように勧めたが、おぶうは平氏と運命をともにすると答える。木曽冠者義仲がやって来て、平清盛が手に入れたという火焔鳥の行方を聞かれる。すでに信貴山朝護孫子寺に埋め、霊を弔ったあとであった。ただの鳥であると正直に返答したが聞き入れられず、斬殺される。