火の鳥キャラ事典>「と」       /ヨシミツ <十市媛(といちのひめみこ)>
 「太陽編」/角文11−P233  大友皇子(おおとものみこ)の妃。大友皇子(おおとものみこ)のもとへ直訴に来たハリマ(犬上宿禰)に、吉野の大海人皇子(おおあまのみこ)のもとへ行くようにアドバイスする。その後、大友皇子自身の手によって殺害される。

<トカゼ>
 「太陽編」/角文10−P133  ノビルの命を受け、エゾにいるルベツのもとへ四天王の要求のことを知らせに向かったが、途中で四天王たちに倒される。

<ドク・ウィークデー>
 「復活編」/角文5−P236  人体密輸業者の一味に雇われて、人体の処理などをしている。かつてはニールセン博士のように人体再生医療についての、まともな研究もしていた。女ボスの依頼でレオナの人体と継ぎ合せ手術を施すが、結局は失敗し、それが原因で女ボスは半狂乱となり、射殺される。レオナの希望でレオナの記憶をチヒロと一緒にし、別のロボットに移した。これがのちのロビタである。

<土佐房昌俊(とさのぼうまさとし)>
 「乱世編」/角文8−P226  源義経(牛若)が平氏を壇の浦に破り、滅亡させたあと、源頼朝の命を受け、義経を暗殺するために差し向けられる。終始、頭巾をかぶっているが、義経にとどめをさされる直前に、なぜ頼朝が義経の命をねらうか、その訳を話す。また、遺言として自分の顔は、ヒョウタンツギであるから、頭巾をとらないでくれと言う。

<土佐光慶(とさみつよし)>
 「異形編」/角文3−P284  可平(かへい)を見よ。

<土壇(どだん)>
 「太陽編」/角文11−P21  炎隆寺(えんりゅうじ)の七人衆の僧。仏教に帰依しないハリマを襲う。

<巴御前(ともえごぜん)>
 「乱世編」/角文8−P116  木曽冠者義仲の室。義仲とともに都入りする。男勝りの武勇で知られていた。京都賀茂六条河原の合戦の前夜、万が一敗戦となった時には無理に都にとどまらず、木曽へ帰って再起を期すよう義仲に約束させた。そして実際、敗戦となり、義仲は木曽へ帰ると決心するのだが、その直後火焔鳥が手に入ったという知らせを受け、義仲は屋敷へ戻って行く。あとを追うと、泥田に射殺された義仲がいた。すでにこと切れていた。

<友国(ともくに)>
 「太陽編」/角文12−P70  大海人皇子(おおあまのみこ)の吉野の宮に仕える貴族。大海人皇子(おおあまのみこ)の挙兵のおり、西方の黒雲をハリマ(犬上宿禰)が占う時、会話する。

<トワダ>
 「復活編」/角文5−P125  インディアン。日系のアメリカ人とも(?)。エアカーに乗ったレオナを麻酔銃で狙撃した男。アメリカコロラド州ナバホ山付近に隠れ住んでいた。しかし、かつてレオナの相棒として、その地でフェニックス(火の鳥)を探索していた。フェニックスの生き血と羽の入手に成功すると、インディアンの言い伝えによって、生き血を飲むことは許されないと言いだす。そこで、生き血はいったん、埋めて隠すことにした。エアカーの事件後、真相を明らかにしようとして、レオナが尋ねて来る。そのレオナを殺そうと撃ち合いになる。そのため、レオナは片腕を失うが、トワダは、逆にレオナに倒される。彼の小屋の中には火の鳥の羽とかつてレオナが記した日記があった。

<とわだ子>
 「復活編」/角文5−P72  レオナの叔母。レオナの遺産相続の件で、宮津家にやって来た。

<泥田坊(どろたぼう)>
 「鳳凰編」/角文4−P06  我王の漁村の同年代の少年。握り飯10個を賭けた首相撲で我王に敗れる。そのためムチウチ症になる。