火の鳥キャラ事典>「ふ」       /ヨシミツ <ファーニィ>
 「復活編」/角文5−P102  女性型アンドロイド。月潟宇宙運輸株式会社月面基地で勤務するアセチレン・ランプが所有していた。スイッチひとつで、その言動を選択できる。しかしアセチレン・ランプには少々物足りなくなっていた。

<フキ>
 「黎明編」/角文1−P325  グズリとヒナクの間に生まれた男の子。

<吹子(ふくこ)>
 「乱世編」/角文7−P98  おぶうを見よ。

<吹の方(ふくのかた)>
 「乱世編」/角文7−P98  おぶうを見よ。

<伏見(ふしみ)>
 「復活編」/角文5−P72  レオナの親戚の姉(?)。レオナの遺産相続の件で、宮津家にやって来た。

<藤原鎌足(ふじわらのかまたり)>
 「太陽編」/角文10−P183  中大兄皇子(なかのおおえのみこ)に仕える貴族。彼のおかけで中大兄皇子・大海人皇子(おおあまのみこ)兄弟の、決定的な衝突も避けられている。

<藤原仲麻呂(ふじわらのなかまろ)>
 「鳳凰編」/角文4−P318  茜丸と我王が作成した大仏殿の鬼瓦の優劣を投票によって決めたところ、わずか1票の差で茜丸が勝った。その結果に対して橘諸兄の不正が働いていると抗議する。

<藤原成親(ふじわらのなりちか)>
 「乱世編」/角文7−P243  平氏(六波羅)政権とは政敵の間柄。平宗盛に右大将のポストを奪われた。平氏打倒を画策し、平氏側からもマークされている。愛用のクシを落とし、偶然弁太が拾う。それが原因で弁太の家族は六波羅の武者から誤解を受ける。弁太の両親は殺され、おぶうは連れ去られた。俊寛とともに鹿ヶ谷の山荘で、平氏打倒の謀議をめぐらす。上皇に参加を請い、ある晩山荘に招く。しかしこの計画は失敗し、平氏に斬殺される。

<藤原秀衡(ふじわらのひでひら)>
 「乱世編」/角文8−P09  奥州藤原氏の長者。平泉を拠点に黄金文化を築く。牛若(源義経)を庇護し、源氏に恩を売ることを考えていた。平氏打倒を急ぐ牛若に対して、時機を待つよう諭す。

<藤原基房(ふじわらのもとふさ)>
 「乱世編」/角文7−P188  時の関白。平氏(六波羅)政権とは政敵の間柄。弁太たちが、おぶうを連れ出す時、平資盛の乗った牛車を襲撃したが、そこをたまたま通りかかったため、平氏側に、自分たちの手の者による襲撃と勘違いされ、六波羅の武者の狼藉を受ける。

<ブチ>
 「鳳凰編」/角文4−P132  みなし子の娘。14歳。鳳凰のことで九州・筑紫国をめざしていた茜丸と出会う。村の年貢を盗んだため、石子づめで殺されるところを茜丸に助けられる。茜丸が火の鳥を探しているということを知ると、自分が火の鳥であるなどと嘘をつき、茜丸をからかう。その後、茜丸と一緒に旅するようになる。茜丸の観音像のモデルとなる。約束の3年がたったということで、橘諸兄の使いが茜丸を都へ連れ戻しに来る。その時、抵抗したため剣で刺される。茜丸が都で大仏造立に携わっているところを訪れる。大仏造立の無意味さを言い、茜丸の前から姿を消す。茜丸が焼死したあと亡骸を引き取ると我王のもとへ行き、ともに暮らした。

<太尾(ふとお)>
 「乱世編」/角文7−P18  鞍馬山のテング・我王とともに暮らすリス。赤兵衛が助けられた時、傷の手当てを手伝う。

<ブラドベリイ>
 「未来編」/角文2−P35  猿田博士の研究所で作られた人間(人造生物)。チューブ(人工羊水)の中でしか生きられない。ゲーテ『若きウェルテルの悩み』を読めるほど知恵がついてきた。外の世界に憧れ、チューブの外へ出してもらうが、たちまち溶けて、消えてしまう。

<古人大兄皇子(ふるひとおおえのみこ)>
 「太陽編」/角文10−P220  大海人皇子(おおあまのみこ)の腹違いの兄。中大兄皇子(なかのおおえのみこ)の策略で殺されたとという。ただし、顔は現わさない。

<フレミルの住民>
 「宇宙編」/角文9−P93  火の鳥(ひのとり)を見よ。